妊娠がわかり喜んでいたのが懐かしくなるくらい、妊娠期間はあっと言う間に過ぎていきますよね。

悪阻や眠れない日も、今となってはいい思い出だなあ
生まれてくる赤ちゃんを想像しながら、出産準備を進めるのは本当に幸せな時間です。
予定日が近づいてきたら、いつ始まるかわからないお産に備えて入院の用意をしておきましょう。
入院するときは、なるべくコンパクトな荷物にしたいですよね。

私は陣痛バッグと入院バッグを分けずに、入院の用意をしました
実際に私がお産のときに持っていった入院バッグの中身をリストにしたので、ぜひ参考にしてみてください。

保険に入っていると緊急帝王切開になっても安心でした
陣痛バッグと入院バッグは分けない!?

妊娠37週を迎えると、赤ちゃんはいつ生まれても良い状態まで成長しています。
突然破水してしまったり、陣痛がきたりしても大丈夫なように、臨月になるまでには入院の準備をしておきましょう。
入院する時のバッグは陣痛バッグと入院バッグの2つに分けておくという記事をよく見ますが、私は分けませんでした。
分けなかった理由は、私が出産した産院ではパジャマやタオル、入浴セットなどを貸し出してくれたので、荷物が少なくて済んだからです。
産院や病院によって用意してくれるものが違うので、事前に確認してみましょう。

貴重品は産院内でも身に付けておけるように、小さいバッグに分けて持って行きました!
その他にも、病院から用意するものの指示があると思うので、病院の指示に従って用意してくださいね。
陣痛バッグと入院バッグを分けないメリット・デメリット

わたしの場合、入院生活では陣痛バッグと入院バッグを分けなくても、とくに不便はありませんでした。
陣痛バッグと入院バッグを分けないことで感じた、メリットとデメリットを紹介します。
陣痛バッグと入院バッグを分けないメリット
- 荷物が1つなので、必要なものを探しやすい
- 家族に荷物を届けてもらわなくても、必要なものがすべて揃う
- 入院中に産院からも物をたくさんもらうので、退院するときに荷物が少なくて済む
私は大きめのトートバッグに入れて行きましたが、入院の準備をスーツケースにする人もいます。
入院準備で必要なものを用意してみて、それに合うバッグやスーツケースを用意するといいと思います。
陣痛バッグと入院バッグを分けないデメリット
- 入院するときに持っていく荷物が多い
陣痛で苦しい中、1人で病院に向かわなければいけない場合、大きい荷物を持っていくのは大変です。
荷物が1人で持てない量になったときは、陣痛バッグと入院バッグを分けて用意しましょう。
実際にこれが使えた!入院バッグに入れるものリスト
実際に私が用意したバッグの中身をリストにしてみました。
貴重品バッグ
お財布はあらかじめバッグに入れておくことが難しいので、いざ病院に行く時に忘れないように診察券や保険証をまとめてお財布に入れておくと便利です。
自動販売機で飲み物を買ったりする時のために、小銭は多めに入れておくことをおすすめします。
必要書類は記入・押印までしておきましょう。
筆記用具はボールペン1本で大丈夫でした。印鑑も用意しておきましょう。

メモ帳は、時間を記録したり、産後の指導をメモしたりと、何かと使えます
飲み物
飲み物は多めに用意しましょう。
私の場合、陣痛が来てからもなかなか生まれず、持ってきた飲み物もなくなってしまったため、自動販売機で購入しました。

陣痛に耐えながら自動販売機まで買いにいくのはなかなかつらいです
お茶や水などの他に、スポーツドリンクも用意しておくと安心です!
痛みでお茶や水なども飲めないという時でも、少し甘みがあるだけで水分が取りやすくなったりしますよ。
ペットボトルストロー・曲がるストロー
私が出産準備をしている時に調べたどのサイトにもこのストローが書いてあり、そんなに必要?と思っていましたが、実際の陣痛時にはあってとても助かりました。
自分の意に反して襲ってくる痛みと戦いながらの水分補給は、どのような体勢でもできる状態にするために、このストローはとても便利でした。
産後も寝たまま飲めるので、とても役に立ちましたよ。
ゼリー飲料・お菓子など
これは多めに用意することを、強くおすすめします。
ゼリー飲料の他に、手軽につまめるお菓子などの食べ物も用意した方がいいです。

もし余っても、産後に食べる機会はたくさんあります
お産は長期戦と言いますが、どんなお産になるかは自分では予測できません。
私は陣痛が始まってから出産するまでに、3日3晩かかりました。
その間、陣痛に耐えながらの食事は本当に苦痛で、産院の美味しそうなご飯はほとんど食べることができませんでした。

何も食べられないことでエネルギーが足りず、お産も進まずでした
出産レポはこちらから↓
初産の出産レポ!陣痛が来てから3日かかって帝王切開で出産しました
まさかそんなに時間がかかるとは思わずに、ゼリー飲料を2つだけ用意してましたが、もちろん足りず、、、
飴やチョコでも、なにか簡単に口に入れられる物を用意しておけばよかったと、後悔しました。
産後授乳が始まるとお腹が空くので、そのときの空腹しのぎにも大活躍します。
ヘアゴム
陣痛の痛みに耐えていると意外と汗をかき、髪の毛が長いと邪魔になります。
産後に授乳するときや抱っこするときに、髪の毛が赤ちゃんの顔にかかってしまうこともあるので、ヘアゴムを用意しておくと便利です。
ハンドタオル
汗を拭いたり、手を拭いたり、ちょっとしたことに使えて便利でした。
スキンケアセット・歯ブラシ
病室はエアコンが効いていて乾燥しています。
スキンケアセットは必須です!

小さいボトルに詰め替えたり試供品を使うと、荷物が少なくなりますよ
産後の不安定な肌にも安心な、ETVOS(エトヴォス)敏感肌・乾燥肌向けスキンケア【アルティモイストライン】トライアルキットもおすすめです!
産褥ショーツ
産褥ショーツは、4枚用意しました。その他に産院から1枚支給してくれました。
私の場合は入院した日におしるしで下着を汚してしまい、そのまま用意した産褥ショーツに履き替えました。

産前産後合わせて7泊入院したので、産褥ショーツが足りなくなり手洗いして使いました
夜用生理ナプキン
産院から夜用ナプキンを用意するように指示がありました。そして産院からは、産褥ナプキンを1袋いただきました。
結果的に入院中は産褥ナプキンで足りましたが、悪露は2ヶ月弱続くので用意しておいてもいいと思います。
夜用ナプキンの場合は、大きめが安心です。

靴下
体を温めると、お産が進むそうです。
産後は、病室やラウンジが寒いときに必要です。

母乳は体が冷えると出が悪くなるそうなので、体を冷やさないことが大切ですよ
洗濯洗剤
院内に洗濯機が設置されていて洗濯ができれば、持っていく荷物が減らせます。
人にもよりますがわたしの場合、産後の悪露の出血は想像以上に多かったです。
悪露で産褥ショーツを汚して足りなくなってしまった場合に、少量の洗濯洗剤があると便利ですよ。
私の周りにも、産褥ショーツが足りなくなってしまったという人が何人かいました。

私も手洗いしました
S字フック

産後の体は想像以上にボロボロな状態です
ベッドの周りに必要な物をぶら下げて、なるべく動かなくて済むようにセットすると便利です。
その他にも、決められたスペースの中で生活をすると、S字フックは使えますよ!
エコバッグ
シャワーを浴びに行く時やラウンジまでのお散歩に使ったり、洗濯物を入れたりと、あると便利です。
スマホ充電器
生まれてすぐの赤ちゃんを撮影したり、家族と連絡を取ったり、スマホの充電は必須です!

私が生んだ産院では、コロナ禍で立ち会い出産ができなかったので、助産師さんが産後すぐにたくさん写真を撮ってくれましたよ!
産後は家族や友達に「生まれました!」の報告をしたり、空いた時間にスマホをみたり、スマホの出番は多いです。
モバイルバッテリー
ベッドの周りのコンセントの位置が悪いと、なかなか充電ができません。
私は入院中ずっとモバイルバッテリーで充電していました。持っていると安心です!

イヤホン
個室じゃない場合はテレビを見る時に使ったり、スマホで動画を観たり音楽を聴く時にあると便利です。

赤ちゃんと一緒にラウンジでテレビ電話をする時も、イヤホンが役に立ちました
着圧ソックス
産後はびっくりするほどむくみます。
先輩ママから聞いていたので、着圧ソックスを用意しておきました。

入院中も退院後もしばらくの間は毎日使用しました
帝王切開で出産すると、さらに体がむくみやすくなるそうです。
ガーゼ

産後ママも赤ちゃんも初めての授乳は、上手にできないことがあります
授乳中にこぼしてしまったり、赤ちゃんの口から溢れてしまったりした時に、ガーゼを使いました。
そして赤ちゃんはよく吐き戻しします。その時にもガーゼが役に立ちますよ。
柔らかいタオルでも代用できます。
ママの退院時の服
産後すぐはまだまだ体が万全ではないし、赤ちゃんが生まれても少しの間はお腹がぽっこりしていることが多いです。

退院時の服装は、ワンピースなどのゆるっとした服がおすすめです
赤ちゃんの退院時の服
赤ちゃんの退院時の服は、肌着、ベビードレスなど、季節に応じて用意しましょう。
入院中の服は、病院や参院で用意してくれることが多いようです。

退院して赤ちゃんが初めて外に出る時に、記念写真を撮る人も多いです!
おくるみ
赤ちゃんが初めて外に出るときにおくるみに包んであげたくて用意しましたが、真夏だったので退院時は使いませんでした。
入院中は赤ちゃんを寝かしつけるときに包んだり、何かと使いました。

メイクセット
退院する時に写真を撮りたかったし、家に帰って家族に会うので退院の日はメイクをしました。

そしてなによりも赤ちゃんと一緒に退院するのが楽しみすぎて早起きしてしまい、朝からメイクしてさらに気分を上げました(笑)
入院中は一度も使いませんでした。
必要書類
給付金の申請用紙や加入している任意保険の申請用紙などで、産婦人科医の記入が必要な場合は、入院中に記入してもらうと退院してからまた産院に行かなくて済みます。
必要書類の自分が記入する箇所は、記入・押印までしておきましょう。
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入院中にあると便利なものリスト

産後入院している間、私にとってはとても幸せな時間でした。

あの時間を味わいたくて、また出産したいと思うくらいです
入院中は、オムツ替えや授乳指導、沐浴指導、退院後の生活についての指導があったりと、産院や病院でスケジュールが決められていると思います。
また、産後は赤ちゃんと同じ部屋で過ごす母子同室が始まり、初めてのことだらけで忙しく過ごすことになります。
しかし、赤ちゃんがぐっすり眠っている間などは自由な時間です。
寝顔をずっと見ていても飽きないのですが、こういう自分の時間を大切にすることも、産後は重要になってきますよ!

持っていけば良かったと後から思ったものや、確認はしなかったけれど産院で貸してもらえたものがありました
貸出や支給があるか、事前に病院や産院に確認してみるといいかもしれません。
テニスボール・ホッカイロ
陣痛の痛みやいきみを抑えるために、テニスボールやホッカイロが役に立つかもしれません。
事前にどちらも用意しませんでしたが、産院でテニスボールを貸してくれました。
私はテニスボールをお尻に当てることで、いきみを抑えました。
これには個人差があるので、全員に効果があるとは言えませんが、用意しておいてやってみるのもありかと思います。

私は産後尾てい骨が痛くなるほど、テニスボールをお尻に当てていました(笑)
ホッカイロでお腹や腰を温めるのも、お産を進めたり痛みを緩和するのに効果的なようです。
パジャマ
私の出産した産院は、パジャマを貸し出してくれました。
貸出が無い場合は、慣れない授乳を始めることを考えて前ボタンのパジャマがおすすめです。
夏など寒さが特に気にならない時は、裾をまくりあげて授乳しても問題ないので、前ボタンでなくても良いと思います。

退院後自宅での授乳は、授乳専用のパジャマではなくても良いと感じました
メガネ・コンタクトケース
視力が悪い方には必需品です。
生まれてくる赤ちゃんをしっかり見る為にも、用意しておきましょう!
スリッパ・サンダル
貸出の無い場合は、スリッパやサンダルがあると断然便利です。
赤ちゃんを抱っこして歩くことも考えて、履き慣れているものや、脱げにくいものを選びましょう。
本
暇な時間に本を読むのもいいですね。

産後は夜眠れないこともあるので、本を読んで眠気を誘うのにも使えそうです
羽織るもの
室温を自分で調節できなかったり、室外に出ると肌寒かったりするときに、羽織るものがあると便利です。
汗拭きシート
帝王切開で出産するとすぐには入浴ができなかったり、出産した時間によっては入浴までに時間があいたりする場合に、汗拭きシートがあると助かります。

乳頭保護クリーム
ママも赤ちゃんも初めての授乳は、最初のうちは痛いことが多いです。

私は授乳開始1日目で、早速乳首が切れてしまいました
痛みが出てくると、授乳するのが苦痛になってしまいます。
乳頭保護クリームを塗ってケアすることで、乳頭が傷つくのを防ぎます。
授乳に慣れるまでは、お守りのように常にこのクリームを持ち歩いて、授乳のたびに塗っていました。

出産準備は最低限の用意でOK!?

赤ちゃんと一緒に退院して、いよいよ赤ちゃんとの生活が始まると、「想像していたのと違う!」という場面によく出会います。
出産準備は必要最低限だけしておいて、それ以外の物は赤ちゃんとの生活の中で足りなくなったり、必要性が出てきた時に、その都度購入するといいと思います。

私の場合は、用意していたけれど1度も使わなかった、なんて物もいくつかありましたよ!
こちらも参考にしてみてくださいね↓
【出産準備リスト】買ってよかった&必要なかったもの!いつから用意する?
「陣痛バッグと入院バッグは分けない?実際に用意したものリスト」まとめ

- 入院する時の準備は、臨月までには準備を終わらせておこう
- 産院や病院の指示に従って用意しよう
- 陣痛バッグと入院バッグは分けなくても大丈夫
- 事前に産院や病院が用意してくれる物を確認してから、足りない物を準備しよう
陣痛や出産は本当に命懸けで苦しいです。しかし、それを乗り切ってやっと赤ちゃんと対面することができます。
その瞬間は本当に幸せで、人生の中で忘れられない時になるはずです。
そんな出産を後悔なく終えられるように、その時を楽しみにしながら事前に準備をしておきましょう!
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