最近街中でもよく見かけるサイベックスのリベルを、我が家はAB型ベビーカーから乗り換え2台目のベビーカーとして使っています。
リベルを選んだ理由は、家の玄関が狭くベビーカーを置くスペースがなかったからです。
AB型ベビーカーはリビングの隅に置いていました
我が家のリベル購入の決め手はコンパクトさでしたが、リベルを使い始めてそのコンパクトさ以外にもたくさん魅力的な部分が見つかりました!
我が家はサイベックスのリベルを購入して後悔はありません。むしろ、早めに買わなかったことを後悔しているくらいです!
- 2台目のベビーカーを探している
- コンパクトなベビーカーを探している
- 1台を長く使いたい
上記のようなご家庭には、リベルは特におすすめです。
この記事では、実際にほぼ毎日使って感じたリベルの魅力と、もう少し改善を期待したいデメリット部分を正直にレビューします。
我が家のリベルは2022年モデルですが、最新モデルの紹介もするのでぜひ最後まで読んでみてください。
リベルの購入を迷っている人は、ぜひ参考にしてみてくださいね
cybex LIBELLE(サイベックス リベル)に後悔なし!ここがすごい!
サイベックス リベルの購入を検討している人は、コンパクトさやブランド性に惹かれるのではないでしょうか?
たしかにリベルのコンパクトなサイズはもちろんのこと、ドイツ発のブランドであるサイベックスのベビーカーは、デザインもスタイリッシュでブランド性もありますよね。
リベルの魅力はそれだけではないんです
リベルをほぼ毎日使って気づいた魅力を紹介します。
1つずつ説明しますね。
リベルの魅力①:持ち運びに便利なウルトラコンパクトベビーカー
サイベックスのリベルは、公式HPでも謳っているようにウルトラコンパクトベビーカーというところが1番の売りです。
折りたたんだときのリベルのサイズは、幅32cm・奥行20cm・高さ48cmで、自転車のカゴに入るほどの大きさです。
コンパクトに折りたたんでも、しっかり自立するのも嬉しいポイント!
我が家のような狭い玄関にも置けるし、車での持ち運び時には座席の足元に置けるのでとても助かります。
そしてこのリベル、機内持ち込みが可能なサイズなんです!
飛行機に乗る機会がある人には、大きな魅力だと思います
抱っこ紐でも移動が楽な小さな赤ちゃんであれば、ベビーカーをチェックイン時に預けてしまってもさほど困ることはありません。
しかし、歩けるようになり動きが活発になってくる頃の子どもを、ずっと抱っこして空港内を移動するのは大変ですよね。
さらに空港内を自由に駆け回る子を追いかけ回したり、搭乗までの間に寝てしまったり…
という時に、搭乗の直前までベビーカーに乗せて移動ができることはとても助かります。
持ち運びに便利なリベル専用のバッグもありますよ
先日いつものようにリベルを機内に持ち込もうとしたところ、搭乗直前に「機内に持ち込むには、カバーに入れる必要がある」とスタッフに言われてしまいました。
航空会社によって規定も違うので、事前に確認して必要であれば専用バッグを用意しておくと安心です。
リベルの魅力②:新生児から4歳まで長く使える
サイベックスのリベルの使用対象は、1人で座れるようになった生後6ヶ月頃から4歳頃(体重22キロ)までです。
リベルは折りたたむとコンパクトになりますが、広げると幅52cm・奥行71cm・高さ102cmで割とシートの広いベビーカーです。
さらに4歳児でも座れるように、シートやベルトの長さ調節の可動域が広いです。
そして、リクライニングやレッグレストもついているので、子どもの成長に合わせてさまざまな調節ができます。
持ち運びに便利なリベルだからこそ、4歳まで長く使用できるのは嬉しいですよね
さらに、B型ベビーカーなので1人で座れるようになるまでは使用できないという問題も、トラベルシステムを使用することで新生児から使用可能になります。
トラベルシステムってなに?
ベビーシート*に乗せたお子さまを起こさずに、お車 ⇄ ベビーカー ⇄ 室内へと、移動ができる便利な機能です。
cybex公式HP
お子さまが生まれて退院するときから使うことができます。
*身長45cm〜87cm(新生児〜生後18ヶ月ごろ)まで使用できるチャイルドシートです。
つまりこの別売りのベビーシートを使用すれば、新生児から使えるベビーカーやチャイルドシートとして使えるということです。
サイベックスのリベルに対応したベビーシートを取り付けることで、リベルが対面式のA型ベビーカーとして使えます。
そしてこのベビーシート単体で持ち運びが可能なので、リベルから取り外してそのまま車や室内に運ぶことができるというわけです。
車に乗るとよく寝るという赤ちゃんも多いと思います。
寝てしまった赤ちゃんを起こすことなく移動ができるのは、睡眠が不安定な小さな赤ちゃんにはとても役立ちますね!
我が家はトラベルシステムの存在を知らずに、出産前にAB型ベビーカーを購入したことを少し後悔しました
子どもの成長にともなって、我が家のようにAB型ベビーカーからB型ベビーカーに乗り換える人はたくさんいます。
(追記:大きめな息子は2歳過ぎでサイズ的にAB型ベビーカーに乗れなくなりました。)
そうすると、結果としてベビーカーを2台購入することになり出費もかさみます。
ベビーカーの使用頻度は高いので、同じものを長く使うと愛着が湧いてくるんです
トラベルシステムを使えばリベルを新生児から4歳まで長く使えて、チャイルドシートやベビーキャリアとしても使えるので、コスパも良いですよね!
リベルの魅力③:実用性が高い
サイベックスのリベルは実用性が高いことも、大きな魅力です。
スムーズな走行性
リベルの前輪には、サスペンションがついています。
このサスペンションのおかげで、段差につまずくこともなくスムーズに走行できます。
1台目のAB型ベビーカーは国産メーカーのそれなりにいい商品でしたが、リベルに乗り換えたときに段差を簡単に乗り越えるこのスムーズさに感動しました!
ベビーカーが段差につまずくと、子どもに大きな衝撃がかかって危険ですよね。
そして何より、段差があるたびに止まって乗り越えなければいけないのは、押す側も大きなストレスになります。
いつもスーパーに買い物に行くときは、片手に買い物カゴを持って片手でリベルを操縦しています。
片手でも問題なく押せるくらいスムーズです!
リベルは、軽い押し心地でストレスフリーです。
荷物入れが広い
荷物入れは、大きいに越したことはありません。
リベルの荷物入れは大きめで、いろんな荷物を入れることができます。
このバッグはA3サイズが横に入る大きめのトートバッグですが、このように入れることができました。
バッグの中身は、友人に借りていたベッドインベッド(ファルスカのエイド)、転倒対策のハチさんヘッドガード、おむつポーチ、着替え、水筒などがパンパンに入っています。
リベルの構造上、荷物入れの真ん中に1本バーがあるのですが、入れ方を工夫すれば問題なく使えます
シートを丸洗いできる
公園で泥だらけになった帰り道や、外出先でおむつ漏れをしてしまったときなど、ベビーカーのシートはすぐに汚れます。
食べこぼしが隙間に詰まっている…なんてこともしばしば
リベルのシートは、すべて取り外して洗濯することができるんです。
基本的に外出時に使うベビーカーのシートが汚れてしまうのは、仕方がないことですよね。
だからこそシートを丸洗いできることは、とてもありがたいポイントです!
実際に洗濯してみました!こちらも参考にしてみてください↓
サイベックスリベルを洗濯!シートの取り外し方や注意点を紹介
リベルの魅力④:アフターサポートの丁寧な対応
我が家は、サイベックスのリベルを購入してから10日ほどして飛行機で旅行に行きました。
その当時はまだ息子も小さかったので、行きはリベルを機内に持ち込みましたが帰りはチェックインの際に預けました。
そのほかにも、バスに乗る機会があったり宿泊先で預けたりとリベルを丁寧とは言えない扱いをしてしまった結果、レッグレスト部分が折れてしまったんです。
とても後悔しショックも大きく、カスタマーセンターにメッセージを送りました
すると、とても丁寧な返信をいただき保証で修理対応になりました。
リベルをメンテナンスセンターに送る際も、送付用の箱を自宅まで送っていただきました。
さらに破損箇所ではなかったタイヤも、凹みが見つかり交換していただけました。
そのほかにも、メールでリベルの使い方の丁寧な説明をわかりやすい画像と動画付きで送っていただきました。
これだけ丁寧なアフターサポートがあると、とても安心しますよね
リベルのメーカー保証期間は購入から2年間です。
cybex LIBELLE(サイベックスリベル)のデメリット
とても使い勝手の良いサイベックスのリベルですが、使用していくうちにたくさん魅力が見つかった反面、改善を期待したいデメリットが出てきたのも本音です。
今のままでも十分機能的ですが、改善されるとなお良いと思った点を紹介します
こちらも1つずつ説明します。
デメリット ①:キャノピーが小さい・のぞき窓がない
日中リベルに乗ったまま子どもが寝てしまうと、どうしても日差しが気になります。
子どもが小さく座高が低い場合、冬場や夕方などはキャノピーを広げても顔が影にならずに直射日光が当たってしまうことがあります。
そのときはキャノピーにスワドルやタオルをかけて日差しを遮っています
気になるときはベビーカー用のサンシェードを使ってみるのもいいかもしれません。
またキャノピーにのぞき窓が無いので、キャノピーを広げてしまうと走行しながら座っている子どもの様子を見ることができなくなってしまいます。
デメリット②:乗せる時にバランスを取る必要がある
子どもがリベルに乗るのを嫌がってのけぞってしまうと、リベル自体が後ろに倒れてしまうおそれがあります。
リベルのハンドルは荷物を引っ掛けやすい形をしていてつい引っ掛けたくなってしまいますが、重心が後ろにかかるので余計に倒れやすくなって危険です
普通に走行しているときは問題ないので、リベルに乗りたがらない子を乗せるときだけバランスに注意する必要があります。
反対に、前から子どもが自分でリベルに登って座るときは、とても安定しています。
バンパーバーが取り付けられるので、走行中に心配な場合や子どもが小さいうちは付けてあると安心ですね。
街中でバンパーバーを付けてるリベルをよく見かけますが、子どもが乗り出しても安心感があります
ただし、バンパーバーを取り付けたままだと折り畳めなくなります。
デメリット ③:足置きが無い
リベルには、足置きがありません。
1歳8ヶ月になった息子の足は、こんな感じで荷物入れの前部分にのっています。
足置きがなくてもこのように荷物入れに足を置けるので、子どもは特に不便そうではありません
自力でリベルに乗るときも、この荷物入れを踏み台にして登っています。
しかし、靴に泥などがついていると荷物入れ自体が汚れます。
デメリット ④:片手で開閉ができない
リベルはたったの2アクションで折り畳めて、開く時も留め具を外してハンドルを持ち上げて広げるだけという、開閉の簡単さもとても魅力的です。
その簡単な動作であっても、それを片手で行うことが難しいんです
子どもを抱っこしていたり荷物を抱えながらベビーカーをセットしたい時には、一度子どもや荷物を降ろす必要があります。
慣れてくると数秒でリベルの開閉はできるようになります。
【番外編】cybex ORFEO(サイベックス オルフェオ)も検討してみよう
これらのデメリットを考慮してリベルの購入を迷っている人は、サイベックスから2023年に新発売されたオルフェオも検討してみてはいかがでしょうか?
わたしが実際にリベルを使ってみて感じたデメリットを、改善しているベビーカーです
リベルよりも少し値段は高くなりますが、生後1ヶ月から使用することが可能なA型ベビーカーです。
1アクションで片手で小さく折り畳めるのも魅力的。
折りたたみ時のサイズは、幅52.5×奥行15.5×高さ52.5cmとリベルより少し大きくなりますが、航空会社によっては機内持ち込みも可能なようです。
リベルを購入して後悔したことはありませんが、もっと早くオルフェオが発売していたらどっちを買うか迷っていたと思います
cybex LIBELLE(サイベックスリベル)2023年・2024年モデル
サイベックスのリベルは、今とても人気のベビーカーのひとつですよね!
2023年リベルはリニューアルして新しい機能を搭載し、2024年モデルは機能はそのまま新色が発売されました。
【新機能】ワンプルハーネス
ベルトの長さ調節がワンプルでできる機能が搭載されました。
肩ベルトは着てる服によっても長さが変わり、子どもを乗せたままだと調節しづらいですよね
この新機能は、子どもを乗せたあとにバックルの下にある調節紐を引くだけでベルトが締まります。
よく「リベルに乗ると姿勢が悪くなる」という後悔ポイントの口コミを見かけますが、ハーネスの長さをしっかり調節することである程度改善されますよ
リベルは4歳頃まで使えるため、小さい子どもには座面が広すぎることで姿勢が悪くなりがちなようです。
リベルに乗って姿勢が悪くなるとお悩みの場合は、こちらのクッションを使用して背面を埋めてあげることもおすすめですよ。
肩ベルトの高さアップ
22キロの子でも安心してベルトができるように、肩ベルトの高さが3.5センチほど高くなりました。
肩ベルトの高さがズレてしまうと、肩からベルトが落ちてしまったりして安全面でも心配です。
以前息子も肩ベルトが毎回落ちてきてしまうことがあったけど、高さを調節することでしっかり装着できるようになりました
しっかりベルトを締められるようになれば、安全性もアップしますね。
カラーがリニューアル
2022年モデルまでは白地に近かったシーシェルベージュが、もっとベージュ感の強い色にリニューアルしました。
ハーネスがアクセントになっていて、とてもおしゃれですよ!
「サイベックスリベルを買って後悔なし!使いやすい!【正直レビュー】」まとめ
cybex LIBELLE(サイベックス リベル)を買って後悔なし!
【リベルの魅力ポイント】
- 持ち運びに便利なウルトラコンパクトサイズ
- トラベルシステムを使用すれば新生児から4歳頃まで長く使用できる
- スムーズな走行性、大きめの荷物入れ、洗濯可能なシートなど、実用性が高い
- 安心のアフターサポートがある
【リベルの改善を期待したいデメリット】
- キャノピーが小さく、のぞき窓がない
- 乗せる時はバランスが必要
- 足置きが無い
- 片手で開閉が難しい
サイベックスのリベルを使い始めて、お出かけが楽になったのは間違いありません。
旅行などの遠出はもちろん、普段の街中使いでも重宝しています!
- 2台目のベビーカーを探している人
- コンパクトなベビーカーを探している人
- 1台を長く使いたい人
上記の人は、リベルを選んで後悔することは少ないのではないでしょうか。
この記事がリベルの購入を検討している方の参考になると嬉しいです