赤ちゃんを出産して、苦しかった妊婦生活が終わったと思えば、いよいよ子育てが始まり眠れない毎日を過ごしている人も多いかと思います。
授乳をしたり、おむつを替えたり、次から次へとやることが出てきて、ゆっくり休む暇もないですよね
いろいろとやることがあり、これっていつまでやればいいの?と思うことも多いと思います。
今回は、意外と手間がかかる哺乳瓶の消毒について、いつまでやればいいのかを解説します。
赤ちゃんは生まれてすぐはお腹の中でママからもらった免疫がありますが、それは生まれるとどんどん減ってきます。
生後3ヶ月ころから自分で免疫力をつけていき、1歳ころに生まれたときと同じくらいの免疫力がつくんです。
まだまだ弱い赤ちゃんを細菌から守るためにも、最初のうちは哺乳瓶の消毒が必要なんです
哺乳瓶の消毒方法についても紹介するので、これから育児が始まるプレママさんも参考にしてみてくださいね。
哺乳瓶の消毒はいつまでやる?やめる目安を紹介
結論から言うと、哺乳瓶の消毒をやめるタイミングに明確な決まりはありません。
ただ、まだ免疫力の少ないうちは、続けてあげたいものです。
消毒をやめるタイミングは人それぞれ、家庭ごとに決めていいんです
衛生面が心配で哺乳瓶を使用する間はずっと消毒を続けたいと思えば、もちろん続けてもいいんです。
しかし育児に休みはないので、減らせるものがあれば少しずつ仕事を減らしていきたいですよね。
ここでは哺乳瓶の消毒をやめるタイミングの目安を2つ紹介します。
哺乳瓶の消毒をやめる目安①手指やおもちゃを口に入れ始めたら
哺乳瓶の消毒をやめるタイミングの目安1つ目は、手や指しゃぶりが始まったり、物を掴めるようになっておもちゃを口に入れるようになったときです。(生後5ヶ月ころ〜)
赤ちゃんは手指やおもちゃを口に入れることで、少しずつ菌を体内に取り込んで免疫を高めていきます。
普段の生活の中で菌を取り込めるようになってくると、よく洗って清潔にしてある哺乳瓶であれば消毒をしなくても良くなってきます。
哺乳瓶の消毒をやめる目安②離乳食が始まったら
哺乳瓶の消毒をやめるタイミングの目安2つ目は、離乳食が始まったときです。
離乳食が始まると、ミルクや母乳以外の食べ物を体内に取り込むようになりますよね。
食器やスプーンなども使うようになります
哺乳瓶だけを消毒していても、ほかから取り込まれる菌もどんどん増えていくので、哺乳瓶は消毒しなくても良くなってきます。
哺乳瓶の消毒のやり方は主に3通り!
夏場や梅雨時期は特に注意が必要です。
ミルクや母乳には栄養がたくさんあるので、その分雑菌も繁殖しやすいんです
消毒前の洗浄が足りなかったり、消毒後も濡れたまま放置するのは気をつけましょう。
消毒をしなくなっても、よく洗ってすぐに乾かしましょう。
①煮沸消毒
家にあるものだけでできる方法が、煮沸消毒です。
必要なものは大きめのお鍋だけ
大きめのお鍋にお湯を沸かし、その中に消毒したい哺乳瓶を入れ3〜5分ほど煮沸します。
熱いお湯から出すときは、十分に注意しましょう。
②薬液消毒
薬液消毒は容器に薬液を作り、その中に哺乳瓶を浸して消毒します。
薬液から出してすぐに使用することができるので、使用する直前まで清潔を保つことができます。
我が家はこの方法で消毒しています
薬液を置いておく場所はとりますが、洗って入れるだけなのでとても楽なんです。
特にミルク育児や混合育児をしていて、哺乳瓶を洗う回数が多いときにおすすめです。
③電子レンジ消毒
専用容器に哺乳瓶と水を入れて、電子レンジで加熱しスチームで消毒をする方法です。
哺乳瓶を洗ったら容器にセットして、電子レンジにかけるだけです。
哺乳瓶を使う回数が少ないときは、その都度消毒ができるので便利です。
1人目は母乳育児だったので、たまに哺乳瓶を使うときにこの方法で消毒していました
電子レンジで加熱後はとても熱いので、冷めるのを待ってから取り出しましょう。
「哺乳瓶の消毒はいつまでする?消毒をやめる目安や消毒のやり方を紹介」まとめ
哺乳瓶の消毒をいつまでやるという決まりはないが
- 赤ちゃんが手指やおもちゃを口に入れ始めたら
- 離乳食が始まったら
などが目安になります。
赤ちゃん優先で安全に子育てをしたいけれど、忙しい毎日で少しでも楽をしたいというのが本音ですよね。
赤ちゃんの成長にあわせて、ママやパパのやることも変化させていきましょう。
少しでも気楽に育児を楽しめますように!