妊娠中期から後期の頃に、バースプランを考えて助産師さんと話し合う機会が設けられる産院も多いと思います。
初めてのことだらけの妊娠で、「バースプランてなに?」と思う人もいますよね。
わたしもその一人でした
そして特に調べもしないまま、産院から渡された紙に適当に記入して提出しました。
後に大後悔しました!!
そうならないためにも、バースプランをしっかり考えておくことをおすすめします。
この記事では、バースプランの書き方のポイントや、実際に先輩ママたちはどんなことを書いているのかを紹介します。
二人目は最初から帝王切開が決まっていたのですが、それでもバースプランを考えて書いてよかったですよ!
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バースプランの書き方のポイントは?どんなことを書く?
まず最初にバースプランとは、どんなお産にしたいか、陣痛のときや出産後はどう過ごしたいかなどの計画のことを言います。
出産のことを具体的にイメージすることで、出産するんだという自覚ができ、さらに文字や言葉にすることでより現実味がでてきます。
それを助産師さんやお医者さんと話し合うことで、不安を解消したり自分のお産をどう進めていくかを決めていきます。
安全に出産をするために、バースプランの通りに出来るか出来ないか判断するのはお医者さんや助産師さんですが、希望を伝えることはできます。
お産はそれぞれの家族のものです
どんなお産にしたいとか、あんなことをしてみたいとか、それぞれの希望があっていいと思うんです。
わたしは真剣にバースプランを考えないまま助産師さんと面談をしました。
その時点で母親になる自覚が足りなかったのかなと、あとから反省しました
助産師さんに聞かれることに答えるだけで、出産についてのイメージはあまりできていませんでした。
せめて正直に助産師さんにそのことを伝えるだけでも違ったと思います。
わたしのように後悔しないためにも、出産することをイメージしながらバースプランを考えてみてはいかがでしょうか。
そんなわたしの初産の出産レポはこちら↓
初産の出産レポ!陣痛が来てから3日かかって帝王切開で出産しました
バースプランに書いてよかったこと!
実際に先輩ママたちはどんなことをバースプランに書いているのか調べてみました。
お産の経過ごとにバースプランに記入した例を紹介します。
なるほど!と参考になりますよ
出産方法
まずは、出産の方法についてです。
出産にはいろんな方法があり、自然な陣痛を待つ経膣分娩のほかに、計画分娩や無痛分娩などがあります。
産院などによってできる場合とできない場合がありますが、もしも希望があれば伝えてみましょう
【出産方法のバースプラン記入例】
- 自然分娩にしたい
- 無痛分娩にしたい
- ソフロロジー式分娩をしたい
- 水中分娩をしたい
- 楽な姿勢で分娩したい
- 布団の上で分娩したい
わたしは陣痛の痛みも味わいたいと思い、自然分娩を希望しました。
長引いたお産でしたが、途中で無痛分娩に切り替えようか迷っていたときに、助産師さんが「自然分娩を希望していたし、後悔のないように」と声を掛けてくれました。
その後無痛分娩に切り替えましたが、分娩室でも助産師さんとお話できるくらい、穏やかな時間でしたよ
立ち会い出産
コロナ禍が明け、立ち会い出産を再開している産院も多いです。
立ち会い出産の希望があれば、相談してみましょう
また、立ち会いを希望するだけでなく、立ち会いを制限する希望も聞いてもらえるかもしれません。
【立ち会い出産のバースプラン記入例】
- 夫に立ち会いしてほしい
- 上の子どもにも立ち会いしてほしい
- 家族が立ち会えるのは陣痛室までにしてほしい
- 義両親を陣痛室や分娩室に入れないでほしい
苦しいお産を夫や家族と一緒に乗り越えて赤ちゃんに会えた瞬間は、確実に家族の大切な思い出になりそうですよね。
逆にそんな命がけで苦しんでいる姿を、義両親に見られたくはないですよね
陣痛中
個人差はありますが、陣痛は痛いです!
そんな陣痛との戦いをどう乗り切るか、その最中にどんなふうにしてほしいか希望があれば使えましょう。
【陣痛中のバースプラン記入例】
- お産の進行具合を細かく教えてほしい
- だれかにそばについていてほしい
- 助産師さんに呼吸方法をリードしてほしい
- 音楽を流したりリラックスできる環境にしたい
- 痛みを緩和するマッサージをしてほしい
- 優しい声かけをしてほしい
- 廊下を歩いてお産を進めたい
- お気に入りのタオルやクッションを持ち込みたい
いつまで続くのかわからない陣痛で、お産の進み具合を教えてもらうと少しずつでも進行しているんだ、と前向きになれました
出産に対して不安な気持ちがあれば正直にそれを助産師さんに伝え、お産を乗り切るためのアドバイスをもらいながらバースプランを考えるのもいいですね。
分娩中
分娩中のバースプランは、その状況によって希望通りにはいかないことが多いかもしれませんが、希望は伝えることができます。
【分娩中のバースプラン記入例】
- 医療行為(会陰切開や吸引分娩、鉗子分娩など)はなるべくしたくない
- 出産の様子を撮影したい
- 好きな音楽を流したりアロマを焚きたい
- 赤ちゃんが生まれる瞬間を教えてほしい
わたしが出産した産院では、少しでもリラックスできる環境で出産できるように、好きな音楽を流せました。
医療行為は分娩の状況によって医師の判断で行われます。
出産後
苦しい出産を乗り越えて赤ちゃんが生まれたら、どんなことをしたいか考えてみましょう
【出産後のバースプラン記入例】
- 胎盤を見たい
- 写真や動画を撮ってほしい
- 産声を録音したい
- へその緒を夫に切ってほしい
- カンガルーケアをしたい
- 産後すぐにおっぱいを吸わせたい
わたしは緊急帝王切開で出産したので、カンガルーケアなどはできませんでしたが、助産師さんが写真や動画をたくさん撮ってくれました。
産後すぐの映像をたくさん残せて、とても嬉しかったです
妊娠中ずっと赤ちゃんと自分を繋いでいてくれた胎盤を見たいと希望する人も多いようです。
入院中
お産を終えていよいよ赤ちゃんとの生活が始まります。
入院中どう過ごしたいかも、バースプランの1つとして希望を伝えることができます。
【入院中のバースプラン記入例】
- 母乳ケアをしてほしい
- ゆっくり眠れるように夜間は赤ちゃんを預かってほしい
- なるべく赤ちゃんと一緒にいたい
- 産後の痛みが怖いので薬を使いたい
- 赤ちゃんのお世話をたくさん指導してほしい
- 静かに過ごしたいのでなるべく話しかけないでほしい
- 退院後も無理は禁物ということを家族に説明してほしい
初めての赤ちゃんのお世話で、なにをしていいかわからないことも多いですよね。
助産師さんにどれくらい関わってほしいのか、バースプランで希望を書く人もいました。
母乳が出やすくなるためのマッサージなどのケアをしてくれる産院と、とくに母乳ケアはしてくれないところもあるので、希望があれば伝えてみましょう。
夜間は赤ちゃんを預かってもらうことで、お産で疲れた体をゆっくり休めることができましたよ
帝王切開でもバースプランを書こう!
バースプランを考える時点で帝王切開での出産が決まっている場合も、バースプランをしっかり考えることをおすすめします。
帝王切開だからと諦めずに、希望を伝えてできることをやってもらいましょう
- 夫に立ち会いしてほしい
- 好きな音楽を流したりアロマを焚きたい
- 処置をするときに説明しながら進めてほしい
- 手術室にメガネを持ち込んで赤ちゃんの顔をよく見たい
- 産後すぐに写真や動画を撮ってほしい
- カンガルーケアがしたい
- 帝王切開の傷が残りづらいように処置してほしい
- 胎盤を見たい
- 帝王切開の傷のケア方法を丁寧に教えてほしい
- 産後は痛み止めを積極的に使いたい
- できるだけ早く母乳をあげたい
帝王切開は手術になるので、希望が叶うかどうかはそのときの状況やお医者さんの判断によります。
それでもバースプランを考えて伝えることで、お医者さんや助産師さんは考慮してくれるし、なるべく希望通りに進めてくれることが多いです。
「バースプラン書き方のポイントを紹介!帝王切開でも後悔のないお産に!」まとめ
- バースプランとは、どんなお産にしたいかの計画のこと
- バースプランを考えることで、出産をイメージしやすく自覚もできる
- 後悔のないお産にするためにも、バースプランを考えて希望を伝えよう
- 帝王切開でもバースプランを考えて希望を伝えよう
わたしが出産を経験して思うことは「なるべく後悔しないようにできる限り準備をするべき」ということです。
お産は人それぞれで、どんなお産になるかはそのときにならないとわかりません
どんな小さなことでも希望があれば、産院だけでなく家族にも正直にそれを伝えて、自分や家族にとって最良のお産にしたいですよね。
みなさまのお産がバースプランの通りに進み、後悔のないお産になりますように!
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