ここ数年どんどん電気代が高騰していて、家計にダメージを受けているご家庭は少なくないはずです。
特に冬は暖房器具などの使用で電気代がかさむ季節ですよね
どうにか電気代を抑えたいと思い、今年の冬は我が家の断熱・保温対策をしてみました。
工事をしたりDIYをする必要はなく、ダイソーで購入した材料で私1人で簡単にできましたよ
総額1000円もかからないで施した我が家の断熱・保温対策ですが、その結果が驚くべきものでした。
なんと、その簡単な断熱・保温対策をしたおかげで、電気使用量を前年度より2/3以下まで減らすことができたんです!
この記事では、実際に効果を実感した断熱・保温対策を紹介します。
少しでも冬の電気代で悩んでいる方のお役に立てると嬉しいです!
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実際に効果があった断熱方法4選
突然ですが、まず始めに我が家の紹介をさせてください。
- 築20年以上の賃貸アパート1F
- 2LDK(2DK)
- 南東向き(目の前に建物あり)
- 掃出し窓2面、腰高窓3面
- 千葉県
3部屋が繋がっているので、日中はすべてのドアを開けてエアコンは1台のみ稼働しています。
賃貸アパートですが、建物は2階建てで全戸数が2戸です。
つまり、1階に1戸ずつしかないため隣の部屋による保温効果のようなものは一切なく、戸建てのように北西面以外の壁に窓があります。
そして方角は南東向きですが、目の前に家が建っているため室内に陽が差すのは午前中の3時間程度であり、陽当たりが良いとは言えません。
そんな我が家が実際に行った断熱・保温対策を紹介します!
断熱・保温対策①窓に断熱シートを貼る
どんなに室内を温めても、窓の近くにいると冷たい空気を感じませんか?
冬場は室内の熱の50%以上が窓から逃げているそうです。
さらに熱が逃げるだけではなくて、冷気も窓から入ってきます。
だから窓の近くは冷えてしまうんですね
そこで、窓に断熱シートを貼って対策してみました。
使用した断熱シートはこちら。ダイソーで220円で購入しました。
我が家の窓は、2つの掃き出し窓の下半分と、2つの腰高窓がすりガラスになっています。
窓全面に貼るのが理想ですが、少しでも日光を取り入れたいことと見栄えを気にして、すりガラスの部分のみに貼りました。
LDKにある腰高窓は透明のガラスのため、貼りませんでした。
貼ってみた感じは、すりガラスの上なので貼っていてもあまり目立ちません。
貼り方はとても簡単で、窓の大きさにカットした断熱シートを、水で濡らした窓に貼るだけで簡単に貼り付きます。
それだけなのに、1度も剥がれることなく一冬越すことができました!
この商品、夏は室内を涼しくする効果もあるようです!
断熱・保温対策②カーテンの裏にシャワーカーテンを付ける
カーテンの裏に、ダイソーで購入したシャワーカーテンを取り付けました。
シャワーカーテンを取り付けることで、同じく窓からの冷気の出入りを塞ぐことが目的です
シャワーカーテンにはカーテンフックを引っ掛ける穴が開いていて、その穴にカーテンフックを引っ掛けるだけなので、簡単に取り付けられました。
私は180×180cmのものを3つ購入し、
大きい掃き出し窓に取り付ける時は縦半分にカットして、左右のカーテンと同じくらいの大きさにして使いました。
小さい腰高窓には、縦半分にカットしたものを1枚ずつ取り付けました。
カーテンを閉めてしまえば、室内からシャワーカーテンが見えることはありません。
1つポイントは、寝室の腰高窓に取り付けたシャワーカーテンの長さを、窓の大きさに合わせずに床の近くまではみ出して取り付けたことです。
寝室は来客があっても見られることはないし、その長さがあることで冷気が漏れず断熱効果が増した気がします
断熱・保温対策③ホットカーペットの下にアルミ保温シートを敷く
我が家には床暖房が無いので、洋室にホットカーペットを敷いています。
そのホットカーペットの下にアルミ保温シートを敷きました。
アルミ保温シートの断熱・保温効果で、床からの冷気を遮断してホットカーペットの熱を保温します。
アルミ保温シートを敷いてからは、ホットカーペットは最弱の設定でも温かくなり、消した後もしばらくの間温かさが持続しています。
アルミ保温シートがあるのと無いのでは、違いがすぐにわかりました!
断熱・保温対策④ドア下に隙間テープを貼る
部屋と部屋を仕切るドアと、廊下につながるドアの下に隙間テープを貼り、隙間からの冷気の侵入を対策しました。
使用したのはこちらの商品です。
特にキッチンで換気扇をつけると、廊下からの冷気が一気に入り込んでくるのを隙間テープが防いでくれます。
せっかく暖かくなった部屋に隙間風が入るのはもったいないですよね
隙間が無くなり、冷風が入ってこなくなりました。
【実録!】前年度と比べた我が家の電気使用量
断熱・保温を意識した結果、12月・1月の電気使用量は前年度比で2/3以下にまで減らすことができました!
電気使用量明細に記載されている前年同月使用量と比較すると、12月分は260kwhから160kwhに、1月分は317kwhから190kwhに減りました。
年によって天候や気温の違いはありますが、それでも嬉しい結果です!
昨年は寒くて夜中もエアコンをつけっぱなしにしていたので、加湿器もフル稼働していました。
それでも乾燥によって体調を崩してしまったことから、昼間はエアコン、夜間はオイルヒーターを使用して乾燥に気をつけていました。
その結果、電気使用量が増えてしまったんです
今年は寝る時にエアコンを消しても夜中に寒いと思うことはなく、オイルヒーターが必要ありませんでした!
エアコンの使用時間が減ったことで、加湿器は使わずに乾燥している時は洗濯物を何枚か室内に干したり、濡らしたタオルを干すだけで十分でしたよ。
冬の電気代節約のポイント
効果を実感した断熱・保温対策でしたが、まだまだ電気代の節約はできそうです。
電気代節約のために重要なポイントを考えてみました
家の断熱性・保温性を上げる
どんなに家を内側から温めても、暖気が逃げてしまったり冷気が外から入ってきたらもったいないですよね。
外からの冷気を遮断して、内側の暖気をどれだけ保温できるかがとても大切です
新しい家であれば、それなりの断熱保温効果が期待できる資材を使用していると思いますが、築年数が経過している家でも上記のような対策で改善の余地はありそうです。
暖房器具の使用頻度を減らす
冬場に1番電力を使うのは、暖房器具です。
暖房器具の使用を最小限に抑えることが、冬場の電気代節約に繋がります
家の断熱保温対策をするほかに、建物に備え付けの雨戸やシャッターがある場合は夜間は閉めたり、カーテンを閉めるだけでも断熱保温効果が高まります。
そのほかにも、早寝早起きを心がける、家族みんなで同じ部屋で過ごす、1人の時は暖房を付けるのではなく電気毛布を使う、ということも節電に繋がります。
エアコンのフィルターや室外機をこまめに掃除することも、節電対策になりますよ
湿度を45〜60%に保つ
実は人間の体感温度は、気温だけでなく湿度によっても変わります。
気温が10度以上の環境であれば、湿度が上がるほど体感温度も上がります。
湿度が60%あれば、エアコンの設定温度を3度下げられるとも言われるそうです
冬は空気が乾燥しますよね。ぜひ、気温だけでなく湿度も意識してみてください。
加湿器を付けるほかに、洗濯物を室内に干したり、タオルを濡らして干すだけでも効果はありますよ。
室内でも暖かい服装をする
寒い時は服を着るという発想は、家の中だと意外と忘れがちではないでしょうか?
寒さを感じるときは、室内でも1枚着るものを増やしてみましょう。
エアコンの設定温度を下げられたり、暖房器具を使わない時間ができるかもしれません
電気料金を見直す
2016年から、電力会社と料金メニューをご家庭のライフスタイルに合わせて選んで契約することができるようになりました。
それ以前は地域によって決められた電力会社としか契約ができませんでした
この電力自由化により、電力会社各社から安い料金プランが発売されるようになりました。
電気代節約の第一歩として、いま契約している電力会社や料金プランを見直してみることもおすすめです。
今よりも安い電力会社や、無駄のない料金プランを見つけることは、大きな電気代節約になりますよ。
「【冬の電気代節約術】断熱がポイント!効果があった商品4選!」まとめ
- 冬の電気代節約には、家の断熱保温対策が効果的
- 暖房器具の使用を減らし、湿度を保つことが大切
- 寒いときは室内でも暖かい服装をする
- いま契約している電力会社や料金プランを見直すのもおすすめ
紹介した断熱・保温対策はどれも、我が家ではすぐに効果を実感しました
我が家はダイソーで資材を調達しました。
家によって効果の違いがあるかもしれませんが、ぜひ試してみてくださいね。