ずっと行きたかった長野県の上高地に、3歳と0歳の子連れで行きました。
ハイキングはまだ子どもには早いかなと思いましたが、自然を楽しみながらしっかり歩いてくれました。
上高地にはたくさんのコースがありますが、3歳の子どもでも歩けたコースを写真とともに紹介します。
また、子連れでの上高地ハイキングで持って行ってよかったものなども紹介するので、参考にしてみてください。
上高地は本当に素晴らしい場所だったので、ぜひ子連れでも訪れてみてください
上高地に子連れで行ってきたレポ!おすすめコースを紹介
上高地は長野県松本市にあり、国の文化財に指定されている景勝地です。
標高約1500メートルにあり、中部山岳国立公園となっています。
入山できるシーズンは毎年4月〜11月頃までです。
そんな上高地で、0歳の次男は抱っこ、3歳の長男は(ほぼ)自分の足で初めてのハイキングを楽しみました
上高地には、ハイキング初級者向けから上級者向けまでいろんなコースがあります。
せっかく行くならなるべくいろんなところを見たい!という大人と、子どもの体力などを考えて、コースを決めました。
大自然に心身ともに癒やされました
大正池〜河童橋までのコースがおすすめ
わたしたちは、人気コースのひとつである大正池〜河童橋まで、約4キロのコースを歩きました。
後ほど紹介しますが、上高地には自家用車の乗り入れが禁止されているので、近くの駐車場からバスなどでアクセスします。
「大正池」というバス停で降りて、上高地を代表する河童橋まで歩き、帰りは河童橋近くのバスターミナルから駐車場まで戻る片道コースです。
約4キロという道のりですが、途中に池や川などの絶景ポイントがあり、3歳児でも休みながらハイキングを楽しむことができました。
それでは行ってみましょう!
まずは大正池からスタートです。
バス停付近に自動販売機がありました。飲み物が足りなそうだと思ったら買っておきましょう!
バスを降りて木々の中の階段を下っていくと、大正池が見えてきます。
まだ1つ目ですが、圧巻の景色に感動してしまいました。
水もきれいですが、その水に反射して映る山々も素晴らしかったです。
遊歩道を進み次の池を目指す途中、流れている水が本当にきれいでした。
この日は水が流れていませんでしたが、雨のあとは水が下を流れていそうな細い木道もけっこうありました。
熊よけのベルが何箇所か設置してあります。
次は田代池です。大正池からは約1キロで、途中で千丈沢に寄ったりしながら30分くらいかかりました。
ここも水の透明度が高く、底まで見えます。
暑かったのでお菓子とジュースで休憩を挟みながら、さらに遊歩道を進みました。
先日の大雨で、梓川沿いを歩くコースは水没して閉鎖されていました。
林間コースは下の写真のような道が多いので、子どもが一人で歩くときは注意が必要です。
ゆっくり歩いていると後ろが渋滞してしまうことがあるので、道を譲って先に行ってもらうことが何度かありました
次は田代橋です。田代橋と穂高橋は並んでいます。
ここには東屋やトイレもあって、休憩するのにちょうどよかったです。
わたしたちが到着する約1時間前に付近でクマの目撃情報があったそうです。
ちょっと怖くなりました
田代橋を渡らずに、河童橋に向かって梓川の右側を歩くコースを進みました。
道沿いにはベンチとテーブルが並んでいて、持ってきた食事を取っている人も何組かいました。
途中で梓川まで降りていき、足だけ水に入りました。
真夏なのに、足が痛くなるほど冷たかったです
水辺での休憩を終えてさらに進んでいくと、梓川と山々がきれいで本当に癒やされました。
田代橋から約1.5キロ、途中で水遊びをしながら45分くらいかかって、ついに河童橋に到着しました。
この日は平日でしたがたくさんの観光客がいて、お昼時だったこともあり軽食やソフトクリームを販売している売店には長い列ができていました。
河童橋からの眺めも最高でした。
こんなにきれいな川は初めて見ました
河童橋付近、上高地バスターミナルのトイレはチップ制でした。
上高地は子連れでも楽しめた!
上高地のきれいな景色と澄んだ空気の中、ハイキングをしていると気持ちよかったです。
大人だけでなく、子どもも生き物を見つけたり、川の水を触ったりしながら大自然を満喫していました。
上高地を楽しむのは3歳の息子にはまだ少し早いかなと思いましたが、帰り道には何度も何度も「楽しかったね」と言っていました。
ハイキングをしながら子どもとたくさん会話ができて、充実の時間を過ごせたのもいい思い出になりました
今回わたしたちは抱っこ紐で0歳児を連れて上高地に行きましたが、ベビーカーの場合は河童橋周辺の散策がおすすめです。
大正池から河童橋までのコースは、細い木道も多く足場が悪いところもいくつかあったので、ベビーカーでの散策は危険だと思いました。
河童橋周辺は道もきれいに舗装されているので、ベビーカーで散策されている人も何人かいました。
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景色もきれいだし、飲食店などもたくさんあるので、河童橋周辺だけでも楽しめますよ
おむつ交換は、上高地バスターミナルにある「上高地食堂」のトイレを利用しました。
食事もおいしくいただき、おむつ交換台があるトイレは無料で使わせていただきました。
他にもトイレはいくつかありますが、おむつ交換台がないトイレもありました。
次回は上高地に宿泊したいと思いました
上高地に子連れで行くときの持ち物と服装
子連れだと荷物が多くなって大変ですが、山の天気は変わりやすく、持ち物も服装も万全の準備をしていくのが安心だと思いました。
持ち物をリストにしたので、紹介します。
上高地に子連れで行くときの持ち物
- 日焼け止め
- 虫除け対策
- 帽子
- 着替え
- 上着
- レインコート
- 小銭
- 飲み物
- おやつ
上高地は標高が高いので、日焼け対策が必須でした。
日焼け止めと帽子の他に、わたしたちは子どもも含めてサングラスを着用していました
また、虫が大量にいたところもあり、虫除け対策をしておくと安心だと感じました。
今回は雨が降りませんでしたが、雲行き怪しいときがありました。ウインドブレイカーやレインコートを用意しておくと急な雨でも慌てずに済みそうです。
小銭はチップ制のトイレや、自動販売機のためにあると便利です。
そして今回用意してよかったと思ったのは、おやつとジュースです!
途中で歩き疲れた子どものため、持って行ってよかったです。
暑かったこともあり、大人もジュースの糖分と、おせんべいの塩分に助けられました!
自動販売機はバス停などにしかないので、ジュースじゃなくても飲み物は多めに持って行った方がいいです。
上高地に行くときの服装
上高地は標高1500メートルに位置していて、真夏でも朝晩は冷え込みます。
上高地が開いているシーズン中でも、最低気温は0度まで冷え、8月でも最高気温は22度くらいまでしか上がりません。
そして11月になると、雪が降り始めます。
わたしたちが行ったのは8月後半で、歩いていると汗ばみました
子どもは半袖半ズボンで行きましたが、虫がいたり草が茂っているところもあったので、長ズボンでもよかったと思いました。
靴はスニーカーで行きました。
大正池から河童橋までのコースでも、雨のあとはトレッキングシューズの方が安心だと思いました。
お昼ご飯を食べて外に出ると、肌寒いくらい涼しくなっていたので、真夏でもウインドブレイカーなどの上着は持って行った方がいいです。
時期によっては厚手のアウターなどの防寒対策の必要があるので、事前の天気予報チェックは必須です。
自家用車は乗り入れ禁止!上高地へのアクセス方法
上高地はマイカー規制しているので、車で直接行くことができません。
わたしたちは近くのさわんど駐車場に車を停めて、シャトルバスで上高地に向かいました。
自家用車を停めるための駐車場は市営のものがいくつかあり、シャトルバスはそれらを経由して上高地に向かいます。
さわんどバスターミナルから上高地のバスターミナルまでは、約30分かかります。
バスの他にもタクシーや大型タクシーで行く方法があります。
子連れでのバスが心配であれば、タクシーも検討してみましょう。
普通車のタクシーでも5人まで、特定大型車だと6〜9人乗れるので、大人数なら割り勘すればタクシーの方が安くなります
帰り道はお昼すぎに上高地バスターミナルから帰りました。
シャトルバスバスの時刻表に関係なく次から次へとバスが来ましたが、それでもバス待ちの列ができていました。
さわんど駐車場行きの最終のシャトルバスは17:30でした。
ちなみに、上高地バスターミナルには、ハトバスや高速バスも多く停まっていました。
上高地まで直行便で行けるので、そういうツアーに参加するのも一つの方法かもしれません
「上高地に子連れでお出かけレポ!3歳児も楽しめたおすすめコースを紹介」まとめ
- 上高地はコースを選べば子連れでも楽しめる
- 子連れの上高地観光は、事前にしっかり準備して臨むのがおすすめ
- 大自然に癒やされること間違いなし
都会に住んでいると、普段からここまでの大自然と触れ合う機会はなかなかないですよね。
小さい子どもでも自然を楽しんでいたし、そんな子どもとこの日本の雄大な景色を眺められたことが、大切な思い出になりました
大自然の中でパワーチャージしに、上高地を訪れてみてはいかがでしょうか。